花と庭の展示会

花と庭に関係するものなら何でもOK
二年に一度開かれる、花と庭の展示会
2001/4 作製
<もくじ>
花と庭の展示会
日本の園芸
園芸の周辺
 
花と庭の展示会
2月に街のメッセ会場で開かれた“花と庭の展示会 (Blumen & Garten) ”をご紹介します。4日間に渡り、200余りの団体や会社が市民向けに花と庭に関する展示・販売を行いました。

ドイツの人々は園芸・花が大好きです。街を歩けば花屋が目立ちますし、自宅の庭やクラインガルテンで思い思いに緑を楽しんでいます。この展示会を通して“ドイツの園芸の今”を垣間見ることができました。展示内容は実に様々で、花と庭に関係するものなら何でもOK。下の表を見ると、園芸世界の広さがよくわかります。
 

展示内容の主な項目(アルファベット順)
* 花、植物、種、球根、ハーブ、肥料
* 園芸、花、庭に関する本
* 庭造りと屋上の緑
* 庭の小屋と温室
* 花壇
* 庭の家具(椅子、ベンチ、テーブルその他)
* 園芸技術と道具
* 垣根とバルコニー
* 庭の小物
* コンポスト
* 台所用品、掃除用具
* 日よけ
* 鉢、花瓶、アクセサリー
* 協会、クラブ、団体
* 飲み物
* ドア、窓、(家の)温室
メインホールの公園
メインホールには大きな公園が造られました。小川、広い芝生、チューリップの花壇などがある、典型的なドイツの公園です。
生け花
ドイツにも独特の生け花文化があります。写真の生け花はかなり大きい展示用ですが、花屋に行くとちょっとしたプレゼントに使えるものがたくさんあります。 また“日本の生け花”も人気があり、花道の先生として活躍している方もたくさんいます。
トランクの花壇
ここまで来ると“花の芸術”と言えそうです。この一画では、トランクだけでなく、乳母車や車、さらには小さな気球まで花と共にオブジェとして使われていました!
小さな花壇職人
スタッフの名札を付け、花壇でしっかりと働いて(遊んで?)いました。 子供用の遊び場の展示の一つです。
日本の園芸
日本庭園
メインホールに造られた大きな日本庭園。石庭だけでなく、魚の泳ぐ池、つつじの花壇などもありました。上記の“メインホールの公園”に次ぐ大きさで、海外をテーマにしたものとしては最大です。日本庭園に対する関心の高さが良く分ります。ドイツには日本庭園を手がけるドイツ人庭師もたくさんいます。
BONSAI
トピック“BONSAI”でも紹介したベックさんのブースです。日本のものだけでなく、中国のBONNSAI、BONSAI用品、書籍などを展示販売していました。
園芸の周辺
ラウベ(Laube:小屋)
クラインガルテンに無くてはならないラウベ。自宅の庭でもスペースとお金に余裕のある人は建てることができます。このラウベのお値段は約70万円。ラウベがあればガルテンライフの楽しみも広がります!
生ゴミの処理
市の清掃局のブースです。左の緑の容器(コンテナ)は家庭の生ゴミ回収容器。右端の木の枠は庭に置くコンポスト容器で、庭から出た植物ゴミや家庭の生ゴミをここで堆肥に変えます。ブースにいた方にミミズの入手方法を聞いてみたら「業者に特別な注文を出すのかな??」との答え。「ドイツにはミミズの自動販売機があるのですか?」との質問をもらったことがありますが、私は見たことがありません。庭にコンポストを置く場合、ミミズは自然と集まりますから特別にミミズを用意する必要はありません。
エコロジー洗剤
エコロジー洗剤の展示即売ブースです。友人が一缶買っていたので、使い勝手を聞いてみます。
 
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