はじめに
カールスルーエ市にある環境視察の見所を紹介
2001/2 作製
◇環境と街の個性

一口に“環境(あるいは環境問題)”と言っても、含まれる内容は様々です。“街の環境”に焦点を合わせても、エネルギー、ゴミ、緑地整備、自然環境の保全、住環境、都市交通などたくさんのテーマが考えられます。私の知る限り、すべての面で合格点を取れる街はドイツの中にもありません。でも、それぞれの街が特徴を生かしながら“個性ある環境保全”に取り組んでいます。

環境保全に関するカールスルーエ市の特徴は“緑地政策”と“都市交通”。日本を含めて外国からたくさんの視察・見学・研修グループが訪れますが、ここでは環境の観点からどんな見所があるかご紹介します。紹介する場所と内容は、私が日本からのグループを実際に案内したところ、通訳として同行したところ、あるいは日頃興味を持って観察しているところなどです。
 

◇視察・見学で得られるもの

視察・見学後に『日本で持っていたイメージの中のドイツと、実際に体験したドイツは違う。』とおっしゃる方が多いのですが、そう感じていただけるのは大変うれしいことです。情報が自由に行き交う世の中ですが、ドイツの情報が日本へ100%正しく伝わっているわけではありません。そもそも、ものの見方や感じ方は人によって大きく違います。また、情報を伝える側と受け取る側のイメージもどこか違っているはずです。

ドイツからは環境保全に関してポジティブな面が多く伝わっていると思いますが、実際にはネガティブな面もあるし、日本の方が進んでいる分野もあります。私が視察・見学の案内(あるいはこのサイト)で心がけているのは、なるべく多面的なドイツを体験していただくこと。ドイツの環境と社会について“表と裏”を見た上で『やはりドイツは環境保全に関して進んでいる』と感じていただけるのではないかと思います。そして、けっしてドイツの真似ではない、日本独自の環境保全の道を探すヒントをつかんでいただければ幸いです。たくさんの情報があふれる時代だからこそ、自分の目で見て・話して・聞いた情報こそが重要になるのではないでしょうか。
 

◇紹介の前に

※ここで記載する内容・場所すべてを1日で見ることはできません。市の担当部局・会社・団体の方の話を聞いたり、ディスカッションしたい場合はなおさらです。

※ 視察にいらっしゃる方にはそれぞれテーマがあるはずですから、それに沿って視察プログラムを組むことになります。例えば市街地のビオトープに興味があれば、『1日目の午前中に公園局で話を聞き、午後と2日目に見学する』といった具合です。

※ 担当者に会って話を聞きたい場合は2、3ヶ月前からコンタクトをとりながら計画を進めることになります。

※ 紹介する場所によっては見学のために、管理する市の部局・会社・団体の許可が必要なところもあります。
 

◇紹介する項目

各内容・場所について紹介の表を作りました。紹介するする項目は下の通りです。正確な情報を載せるように努力していますが、内容について100%保証することはできません。あくまでも参考としてご覧ください。
 

紹介する内容・場所
特徴
管理している市の部局・会社・団体
見学の所用時間(目安です)
見学・立ち入りのために許可が必要かどうか
紹介情報へのリンク
 
表紙ページ<環境視察・見学>のもくじ|はじめに
市街地の緑地とビオトープ郊外の自然保護区域、森林、畑、ビオトープ
都市交通とエコロジー住宅ゴミ、エネルギー、その他

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