19. 日本料理教室 2001/10/11

日本そば、ヤキソバ、天ぷら、etc.
先日、友人のマチルデさんが自宅で日本食教室を開きました。市民講座の教室の一つですが、参加人数が少ないので自宅でやることになりました。市民講座の先生になるのは簡単で、生徒(普通は10人以上)さえ集まれば誰でも教室を開くことができます。マチルデさんは染め物の先生でもあり、市民講座で日本の藍染めも教えています。大の日本通で、ついに日本食教室まで到達したわけです。

この日のテーマは“ソバ”で、アシスタントとして私も参加しました。マチルデさんは教室を開くくらいですからいろいろ研究していて、“そばつゆ”にかつお節と昆布を使う懲りよう。麺、その他の材料はアジア食品店で一通り買えるのですが、マチルデさんが買いに行った時は昆布が売り切れだったそうです。店の人の話では、大量に買っていった人がいたとか。日本食、けっこう人気があります。

自宅で料理教室
教室は日本茶の入れ方から始まりました。「一滴も残さず注げば、お茶っ葉は2、3回使えます。」と言いながら急須を上下に振って注ぎきるあたり、すでにプロの手つき。

煎茶は苦すぎると感じる人が多いようです。「薬みたい。砂糖は?」なんて言われることもしばしば。今回は玄米茶を飲みましたが、味がまろやかなのでとても好評でした。でもある女性はお茶を飲んだ直後、具合が悪くなってしまいました。正確なことはわかりませんが玄米アレルギーのようです。人に外国の食べ物を勧める時は注意が必要です。

日本通
マチルデさんはほぼ毎年日本へ行っています。「三宅島に骨を埋めたい!」というほど三宅島が好きなのですが、火山のニュースを聞いて悲しんでいました。写真は野菜炒めを作っているところ。
前のトピック次のトピック<ドイツあれこれ>のもくじ | 表紙ページ

(C)Copyright 2000,2001 MATSUDA,Masahiro. All rights reserved.