資料

飲み水
浄水場の役割
ありがたいことにカールスルーエの地下水は飲み水として十分きれいです。ただ鉄イオンとマンガンイオンをたくさん含んでいるので、それを取り除くために空気中の酸素を使います。空気を水に吹き込むと、それらのイオンは“綿雪”のようになってでてくるので、それを自然の砂をつかってろ過します。

貯水槽に溜めておくのはごく短時間で、すぐに消費者に送り出されます。水の浄化に塩素や他の薬品は全く使いません。もともと水がすごくきれいだからです。

カールスルーエ水道局 
ビオトープ
カモに餌をあげないで!
餌を与えると、動物は病気になったり太ったりしてしまいます。そして自然の性質を失い、動物同士が攻撃的になります。

与えられた餌と動物の糞で川に泥が溜まり、富栄養になり、最後には動物が住めなくなります。藻や浮き草が増えすぎて、水面をじゅうたんのように覆い、それまで生えていたすいれんなどは枯れてしまいます。その結果、チョウチョやトンボが住めなくなります。

アヒルやアヒルとカモの雑種は、もともとこの川にはいませんでした。餌に誘われてやってきて繁殖し、野生のカモと交配が進んでしまいます。

カールスルーエ公園局


 

農地の使用制限に対する補償

 
使用の制限
補償額 (ドイツマルク/ヘクタール)
1.
 農業をしない
550〜1400
2.
 農地から緑地へもどす
450〜1300
3.
 エコロジカルな農地の利用
450〜1200
1. 耕作をしない。1年に1度の草刈り。
2. 肥料、農薬の不使用。土地改良をしない。樹木を植えない。
3. エコロジカルの目的に沿った肥料の使用。農薬の不使用。
ビオトープの公園
Biotope in Gruenanlagen@ 
:緑の中のビオトープ

花の草原

花の草原は、チョウチョ、ミツバチ、バッタ、甲虫、多くの鳥に餌や住む場所を与えます。

ここにはあまり刈り取りが必要でない草原の草花が植えてあります。

大人から子供まで、色とりどりの花やチョウチョを楽しむことができます。

カールスルーエ公園局


Biotope in GruenanlagenA
:緑の中のビオトープ

陽のよく当たる養分の少ない沼は、絶滅の恐れのある両生類(kreuzヒキガエル、wechselヒキガエルなど)にとって理想的な産卵場所です。

水と水辺を大切にしてください。

 カールスルーエ公園局


Biotope in GruenanlagenB
:緑の中のビオトープ

積石

この積石はトカゲのすみかになっています。
トカゲは積まれた岩の隙間に巣を作り、卵を産みます。石を伝わった太陽の熱が卵をふ化させます。
また、こうした岩は変温動物が日光浴にも使います。
それから、ねずみ、カエル、甲虫の隠れ家にもなります。

注意  中に入らないで!

カールスルーエ公園局


Biotope in GruenanlagenC
:緑の中のビオトープ

果樹のある草原

果樹のある草原は、この地方の特徴的な緑地です。

木に咲く花や、果実がなっている様子はとてもいいものです。

大きくなった木は、鳥、虫、小動物のかっこうのすみかになります。

カールスルーエ公園局


 
このページ<資料>のトップ | 表紙ページ

Copyright 2000 MATSUDA,Masahiro. All rights reserved.